マンション管理計画認定制度①
「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」が改正され、令和4年4月から、「マンション管理計画認定制度」が創設されます。
「マンション管理計画認定制度」とは、マンションの管理計画が一定の基準を満たす場合に、適切な管理計画を持つマンションとして認定を受けることができる制度です。ようは、マンション管理組合を中心として、マンションをきちんと管理・維持しているマンションを、地方公共団体が認めてあげよう(お墨付き)というものです。
認定することで、下記の効果が期待されています。
①区分所有者(マンションの居住者)の管理への意識が高く保たれ、管理水準を維持向上しやすくなる
②適正に管理されたマンションとして、市場において評価される(資産価値の向上)
③適正に管理されたマンションが存在することで、立地している地域価値の維持向上に繋がる
④住宅金融支援機構の【フラット35】及びマンション共用部分リフォーム融資の金利の引下げ等(検討段階)
分譲マンションでは個々の区分所有者がマンションを大切に使っていこう、よりよい場所にしていこう意識を持つことが大事だと私は思います。ですので、そういった意識のもとに、管理されているマンションに一定のお墨付きを与えることは良い試みであると思います。
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